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凡人は如何にして貯蓄、投資に励めばよいか。

管理人のまーちゃんです。最近、コロナ不況もあり、お財布事情も、気持ちも縮こまって、暗い気持ちになっているのではないでしょうか。
収入の増加が見込めない中、副業や、資産運用を考えている人も多いはず。

日々の生活に追われてそもそも、そもそも貯金がない…。

そもそも、凡人には無理な話でしょ。

上記のように途方に暮れている人も多いはず。凡人でも可能だと説いた、貧乏暮らしを経た巨額の投資家本多静六翁の考えから考えてみたいと思います。

貧乏暮らしから資産を捻りだす(貯金)

明治、昭和にかけて学者や造園家として活躍し、日本の「公園の父」と言われる人物。
教職に就くも、家族の他、寄宿者が多く、余裕がないギリギリの生活。
そんな状態から如何にして貯金できたのかは、本田の以下の考えから。

貧乏を征服するには、まず貧乏をこちらから進んでやっつけなければならぬと考えた。貧乏に強いられてやむを得ず生活をつめるのではなく、自発的、積極的に勤倹貯蓄をつとめて、逆に貧乏を圧倒するのでなければならぬと考えた。

本多静六『私の財産告白』実業之日本社より

四分の一天引き貯金

貧乏を圧倒するために考えたのは、収入があった時、容赦なく1/4を天引きして貯金してしまうというもの。

 貯金=通常収入×1/4+臨時収入×10/10

ギリギリな状況下で、通常収入(月収)の3/4で生活する。
生活は更に困窮を極めますが、給料が順当にいけば必ず増える故、辛抱しさえすればだんだんあまりが増えるはずと耐え忍ぶ。その一方で、ただ給料が上がるのを待つのではなく、文章執筆という副業にも精を出します。

アルバイトの産物(副業)

執筆活動や学問の切り売り

以下のように、本業以外にも精を出すことも是とし、貯金に励みました。

本職の足しになり、差し支えない限り、勉強になる事柄を選び、努めること。
(略)
切り売りであろうが、師売りであろうが、学問を持って立つものが買い手の求めに応じて売る。また、それが学問を実際に役立てる所以であると考えた。

本多静六『私の財産告白』実業之日本社より

執筆活動については、日々1ページ、原稿を書くことを常としたため、370冊を超える著作があります。まとまった貯金ができたところで、投資を始めますが、「清貧たれ」と考えられていた教職でこのような発想を持ったのは、留学先の恩師、ブレンタノ博士の影響が大きいです。

如何に学者でも先ず優に独立生活が出来るだけの財産を拵えなければ駄目だ。
そうしないと常に金の為に自由を制せされ、心にもない屈強を強いられることになる。(略)
財産を作ることの根幹はやはり勤倹貯蓄。その貯金がある程度の額に達したら他の有利な事業に投資するが良い。

本多静六『私の財産告白』実業之日本社より

貯金から投資

恩師の教えに従い、株式を購入しますが、二割利食い、十割益半分手放しという方針で運用します。先物取引を行い、引き取りの期限前に買い値の2割益が出たら、キッパリ利食い転売し、2割の益金を加えて銀行定期に預け直す。
期限を迎え、保有した株は長い年月を経て価格が2倍以上に値上がりした場合、半分を売り放り、売った元金分を銀行に預けます。残った株はタダなので、暴落しようが、損は出なせん。
また、日本鉄道株の他、瓦斯、電気、製紙、麦酒、紡績、セメント、鉱業、銀行など三十種以上の業種の優良株を選んでリスク分散を意識しました。
これにより、株式の総額財産は数百万円(現在だと数十億円)を築く。専攻に関係のある山林も買収し、そちらでも富を得ています。

お金に関する考え

貧しくなると、自分が苦しいだけでなく、義理を欠き、人情を欠き、結果、恥をかくという「三カク」になることや、人間万事金の世の中と考え、成功の第一義とは経済的な生活の独立であり、そのためには積極的に働き、節約する倹約家であること重要と説いています。

管理人から

貧乏をやっつける気概で質素な生活を心がけ、貯金とアルバイト(副業)で元手を貯めたのは、「貯金の門」をくぐらずには巨万の富は到達できないと考えからでした。その貯金を、「投機」ではなく、堅実な「投資」で資産として増やす。
「四分の一天引き貯金法」、「二割利食い、十割益半分手放し」も、今日からできる簡単なもの。

いやいや、続けることが難しいよ。

本多もブレンタノ博士との出会いがなければそのように考えていたかもしれません。
出会った人、書物の影響が現在の思考、人格を形成します。本多は書籍の中で、お金だけでなく、幸福の定義や、上長が持つ肝要さ、自説の述べ方等、人としての道も説いています。少しでも興味が沸いたなら、ぜひ手に取ってみてください。
読む前と読んだ後の自分は、何かしら変わっていますよ。
良き書物、良き考えに触れ、昨日の自分より成長した自分を一緒に目指していきませんか?